塑性(可塑性)
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用語集TOPはこちら塑性(そせい、plasticity)は、力を加えて変形させたとき、永久変形を生じる物質の性質のことを指す。延性と展性がある。荷重を完全に除いた後に残るひずみ(伸び、縮みのこと)を永久ひずみあるいは残留ひずみという。
金属材料の展性および延性についての明確な定義はないが、実用的には、次のように考えられている。 金属材料の機械的性質を調べる代表的な方法として、引張試験がある。 この際、得られる特性値として、次のようなものがある。
格別の規定はないが、「伸び」は延性の、「絞り」は展性の、指標とみなされる事がある。
「伸び」の定義は次の通りである。
伸びは、金属材料の加工硬化特性と関係がある。加工硬化傾向が大きいと、伸びが大きくなる傾向がある。縮めた場合は100×(L0 - L1)/L0 で圧縮ひずみが求められる。材料力学では普通、「伸び」を正にするが、土のような引張力に抵抗しない材料においては「圧縮」を正にする。
「絞り」の定義は次の通りである。
引張試験では金属材料中の微少欠陥(たとえば非金属介在物)が起点となって微少空隙が発生し、それが発達して破断に至る。「絞り」が大きいという事は、破断するまでに、細くくびれるという事である。したがって加工限界が大きい事の指標と考えられる。
金は展性、延性の大きな金属の代表的なものの一つ(→金箔)。