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ポリビニルアルコール(PVA)  - 重要用語のご紹介 -   用語集TOPはこちら


ポリビニルアルコール (polyvinyl alcohol, PVA) は合成樹脂の一種で、親水性が非常に強く、温水に可溶という特徴を持つ。 別名をポバールとも呼ばれる。

ポリビニルアルコールの構造式

示性式 (-CH2CH(OH)-)n はビニルアルコールの重合体のようになっているが、ビニルアルコールのモノマー(単量体)と呼べるものは存在しない(構造的により安定な、アセトアルデヒドに異性化してしまう)ため、一般的には酢酸ビニルモノマーを重合したポリ酢酸ビニルを鹸化(けんか)して得る。 ポリ酢酸ビニルはガムベースや水性接着剤などに使用される合成樹脂である。また、ビニロンの原料でもある。

「温水に可溶」という性質は、合成樹脂の仲間では例外的なことである。これは、分子中に多くのヒドロキシ基 (-OH) があることによる。

接着剤や、バインダー(いわゆる「つなぎ」)として利用されるほか、その強い親水性を生かして、界面活性剤としても利用される。 可溶性のバインダーとしての身近な例では、シート状の洗濯機用洗剤が市販されている。(シート状に固める際のつなぎとして使用されている) スライムを作るのにホウ砂と合わせて使われることもある。また、近年は偏光フィルムの主材料として、液晶ディスプレイ用の需要が急速に伸びている。

米村でんじろうがパフォーマンス実験で示したように、シャボン玉を割りにくくするためにポリビニルアルコール(洗濯のり)がシャボン玉液に加えられる場合がある。

 

 

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 2009.03.24 12:21 変更履歴
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