旬なプラスチック加工情報を
無料でお届けします!

■ バックナンバーご紹介


当サイトについて プラスチック加工の厳選情報 公式ブログ
プラスチック加工の情報源への情報登録

技術・製品・サービス・企業情報、および用語集をご検索    - 情報は毎日更新されています -
技術・製品・サービス情報 (一覧属性分類)  企業情報 (一覧属性分類)  用語集TOP

 

アイオノマー(IO)  - 重要用語のご紹介 -   用語集TOPはこちら


アイオノマー(ionomer IO)は、金属イオンによる凝集力を利用し高分子を凝集体とした合成樹脂。「イオン + ポリマー」の意味。

アクリル酸またはメタクリル酸をエチレンなどと組み合わせている。厳密には熱溶融しないが、加熱すると分子間架橋が緩んで流動性を示すため、熱可塑性樹脂と同じ手法で成型加工が可能。

 

アイオノマー樹脂

 

目次

  • 1 種類
  • 2 製法
  • 3 特徴
  • 4 改質
  • 5 用途
    • 5.1 歴史
    • 5.2 用途
  • 6 出典
  • 7 関連項目

 

種類

最も一般的なエチレン系アイオノマー(CAS番号25608-26-8)の他にも、ウレタン系・スチレン系やフッ素系高分子を使用したアイオノマー樹脂も製造されている。

 

製法

アクリル系高分子とエチレンなどを、ナトリウムや亜鉛などの金属カチオンを加え分子間結合させて製造される。

 

特徴

  • 透明。顔料との相溶性も良く着色が容易。ただし染料は移行が起こりやすい。
  • 弾力性と柔軟性を有し、耐クラック性が良好。また、耐摩耗性にも優れる。
  • 耐油性は良好。ただしアルコール中に長く浸漬すると膨張する傾向がある。
  • 低温での物性低下が少ない。
  • 耐候性はLDPEよりも若干低い。
  • 難燃性は無い。
  • 金属との接着性に優れる。
  • 成形性は良好で、射出・押出・ブロー成型などに対応する。フィルム化も容易。
  • 比較的高価。

 

改質

一部着色される以外は、特別な改質を行わず使用されている。

 

用途

 

歴史

1945年にアメリカのデュポンが開発。透明性や強靭さから、食品包装の分野で早くから利用された。ピンホールが空きにくい性質を利用し、スライスハムなどの深絞り包装を実現した。また、反発力が着目されゴルフボール素材への導入も進み、これらの分野では一世を風靡した。

 

用途

包装材料、特にスキンパック用や金属との複合材料用またはヒートシール素材。弾力性を生かしたゴルフボール素材やスポーツ用品・靴部品など。

 

出典

  • 『プラスチック活用ノート』 伊保内賢編 大井秀三郎・広田愃著 工業調査会 ISBN 4-7693-4123-7

 

関連項目

  • 高分子

 

 

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 2009.03.23 11:15 変更履歴
This text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
用語集利用規約